SDGsSDGsへの取り組み
事業のあらゆる面で革新を進め、
さらなる社会への貢献を目指してまいります。
私たち人類は、生態系の頂点に君臨し、地球上の資源を消費することで
現在の豊かな生活を維持してきました。
科学・技術の進歩は人々の暮らしを向上させましたが、
一方で不適切な経済活動が資源の枯渇や環境破壊を引き起こしています。
「このままの生活水準で地球資源を使い続けたら
2030年には地球が2つ必要になる※」と言われるほどに・・・
今、私たちは変わらなければなりません。
地球環境や人の生命にもっと目を向ける時がきています。
これまでの知財を活かし、最小限の資源で最大の価値を生み出す。
今日だけでなく、これからも心豊かに過ごせる社会を目指して。
私たちは、事業のあらゆる面で革新を進め、
さらなる社会への貢献を果たしてまいります。
※ 出典:世界自然保護基金(WWF)の報告「生きている地球:Living Planet Report」日本語版
https://www.wwf.or.jp/aboutwwf/earth/
WHAT’S SDGsSDGsとは?
Sustainable Development Goals (サスティナブル デヴェロップメント ゴールズ)
持続可能な開発目標
2015年9月、ニューヨークの国連本部で「国連持続可能な開発サミット」が開催され、2016年~2030年までの
15年間で世界が達成すべきゴールを17の目標として掲げました。
近年はさまざまな媒体でも取り上げられ、企業のみならず地域でも力を入れて取り組まれています。
EFFORTS FOR SDGsSDGsの取り組み
01.サスティナブルな原料を使用
当社グループで開発する化粧品のバルク(中身)の成分は、可能な限り天然原料を使用しております。石油由来などの合成原料は、いずれ枯渇してしまい持続可能な原料とは言えません。当社グループの使用する天然原料は、手入れをすれば栽培することができる、ほぼサスティナブルな原料を使用しています。また、自社オリジナルオーガニック原料の多くは、摘果果実もしくは可食部でない部位を採用しており、過剰な原料採取を行うことなく、環境に配慮したモノ作りを行っています。
02.国産原料の積極的活用で地方創生に貢献
青森県産のリンゴ果汁エキス、愛媛県産のイヨカン果実エキス、
岡山県産のモモ果実エキスなど、国産原料を積極的に採用することで、
地方創生に取り組んでいます。
03.地球環境にやさしい、容器や梱包設計を推進
- 容 器
- 石油化学原料の節約とCO2排出削減のために、プラスチックの代用となる
バイオマスプラスチック(植物由来資源)を積極的に使用した商品開発を行っています。
- 箱・印刷物
- 過剰包装は控える設計でご提案いたします。資材はバガス紙(サトウキビの搾りカスを再利用した紙)や
FSC®認証資材を積極的に活用し、よりサステナブルな資材への切り替えを推進しています。
またパンフレットやポスターなどは植物油インキを採用し、地球環境に配慮した印刷物を作成しています。
FSC®認証とは
適切な森林管理を認証する「FM(森林管理)認証」と、
認証された森林から得られた木材の適切な加工・流通を認証
する「COC(加工流通過程の管理)認証」からなります。
認証された製品には、FSC®のロゴマークがつけられます。
環境意識の高まりとともに、このFSC®認証製品を選ぶ企業や
消費者が増えています。
植物油インキとは
植物由来の油(大豆油・亜麻仁油・桐油・ヤシ油・
パーム油等の廃食用油)をリサイクルした、
再生油を原料とするインキのことを言います。
04.自社での容器印刷で可能にする環境負荷軽減
製品製造の柔軟性を高めるため、容器印刷機を導入(2021年8月~)。
自社で化粧品製造から容器印刷まで一貫生産を行うことで、在庫数を減らし、
環境負荷低減及びコスト削減に取り組んでいます。
また、自社での容器印刷を行うことで、オリジナリティ溢れる化粧品を小ロットでも受注可能にしました。
容器は国内外問わず取引実績があり、グローバルに選定をしています。
05.水へのこだわりと水道使用量の削減
化粧品づくりに最も重要な水は、上流に日本百名水の源泉をもつ一級河川愛媛県大洲市の
肱川(ひじかわ)の伏流水を使用しています。
また、化粧品のバルク(中身)製造時に使用する冷却水は、
循環して使用することで水道使用量を削減します。
06.一人ひとりにぴったりの化粧品を安全に提供
当社グループでは独自に3つの肌解析「レプリカ・角質チェッカー、肌画像解析、遺伝子解析」を導入し、多角的な視点からお客様のお肌を細かく分析することができます。そして、お客様一人ひとりのお肌に寄り添い、あらゆる方々にご満足いただける化粧品を開発するため、59種類の国産オリジナルオーガニック原料を保有。
この無限に組み合わせられる59種類のオーガニック原料を活用して処方開発することで、
さまざまな肌タイプに合った、オリジナルオーガニック化粧品づくりが可能となります。
また、「安全・安心」をより一層高いレベルで確保すべく、ヒトパッチテスト・細胞毒性テストにも取り組んでいます。
レプリカ・角質チェッカー
肌画像解析
遺伝子解析
07.積極的な技術リリース
美容・化粧品業界のさらなる発展のため、学会発表や研究論文の投稿を行うなど、
学術的な研究成果や商品開発に用いられた技術を広く世間に公開し、
積極的に技術リリースを発信しています。